性行為による感染症と点滴による治療

感染症は、寄生虫や細菌、真菌、ウイルス、異常プリオンなどの病原体が感染し発症する病気を指します。一般に有名な感染症といては冬に流行するインフルエンザウイルスが有名ですが、そのほかにもさまざまなウイルスや細菌、真菌を原因とした感染症が存在しています。基本的には感染するパターンとしては、空気感染、飛沫感染のほか濃厚な接触による感染などがあります。特に濃厚に接触した場合には感染するリスクが高くなります。
感染症の中でも、感染するリスクが高いものとして性行為感染症があります。これらはセックスやキスといった濃厚な接触によりうつる病気のうち、特に性器同士が直接触れ合うことで感染するものを指します。性行為感染症としては、有名なのはエイズを引き起こすHIVウイルスがありますが、昔から存在するものとして、淋病、クラミジア、梅毒、ペルペス、カンジダ症、疥癬などがあります。ただしこれらの病原体は性行為を行なわなくても感染するリスクがあることにも留意する必要があります。

現代の医学の力で、これらの病気の仕組みなどは解明されているため、適切な治療を受けることでその発症をおさえることができます。しかし、ウイルスが原因の場合にはウイルスすべてを身体から排除できないため完治させることは不可能に近いものといえます。治療に関しては飲み薬が中心になりますが、淋病や性器ヘルペスの場合には点滴による治療も行なわれるようになっています。淋病の場合には単回点滴と呼ばれるもので、飲み薬よりも効果的と言われています。一方で、性器ヘルペスの場合には発症すると重症化し易いため、より効果的に状態をおさえるために点滴投与することがあります。